デビューからしばらくは、ナターリアの活動は彼女自身の武器を使ったものに集中していた。では彼女自身の武器とは何か?改めて列挙してみよう。
・言葉よりも雄弁に感情を伝えることができる得意のダンス
・幼さが残る顔立ちとは対照的なプロポーション
・褐色の肌と、深い紫色の瞳が織りなす神秘的な雰囲気
これらの武器を活かして、デビュー後行ってきた活動とは、以下に記載するとおり、
クリスマスのキャンペーンガール、ブライダルのウェディングドレスのモデル、サンバのメインダンサーなど、アイドルというよりは、モデルに近い仕事をしていたことが分かると思う。これらの活動によって、ナターリアに対する注目が集まってきたのは間違いないが、ナターリアが憧れているのはかつてテレビで見たようなアイドル、それもトップアイドルである。その夢を掴むため、ナターリアは苦手としている感情表現や、歌を身につけるべくレッスンに励んでいった。
その結果、ミュージカル形式の公演ツアー、その初イベントの舞台の主役に抜擢されることとなった。また、節分のイベントでは、マイクを持ってステージに立つ姿が見られるなど、少しずつ彼女が夢見た、ステージで輝くアイドルに近づいている。
このようなアイドルのような仕事が増える一方で、メイド服のモデルや、よさこい祭りに参加してダンスを披露するなど、彼女の強力な武器を活かす仕事も並行してこなしている。